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フォルダを増やせば整理できる、と思ってしまう
パソコンを使い始めたばかりの頃ほど、
「フォルダを分ければ分けるほど整理できる」
と思いがちです。
仕事用
プライベート
写真
書類
一時保存
重要
と、少しずつフォルダを増やしていきます。
最初のうちは、
「ちゃんと整理できている感じ」がして安心します。
ですが、しばらくすると、
- どこに保存したか思い出せない
- フォルダ名は見覚えがあるのに中身が分からない
- 結局、総当たりで開いて探す
という状態になりがちです。
フォルダが増えるほど、
「探す場所」も同時に増えていることに気づきにくいのです。
フォルダ構造を覚えきれなくなるのが原因
フォルダが分からなくなる一番の理由は、
自分で作った構造を、自分が覚えきれなくなることです。
人は、
- 3〜5個くらいまでの選択肢
であれば、直感的に覚えられます。
しかし、
- フォルダの中にフォルダ
- さらにその中にフォルダ
という状態になると、
頭の中で把握するのが難しくなります。
「確か、この辺に入れたはず」
という感覚だけが残り、
正確な場所は思い出せません。
これは記憶力の問題ではなく、
誰でも起きる自然な状態です。
名前で分けすぎると、逆に迷う
フォルダを増やすとき、
多くの人は「名前」で細かく分けようとします。
- 資料
- 会議資料
- 会議資料_最新版
- 会議資料_最終
- 会議資料_提出用
一見すると整理されているようですが、
実際にはこうなります。
「どれに入れたっけ…?」
「そもそも、どれが正解…?」
フォルダ名が増えるほど、
判断する回数も増えてしまいます。
結果として、
- 保存する時に迷う
- 探す時にも迷う
という、二重のストレスが生まれます。
「完璧に整理しよう」とするほど続かない
初心者の方ほど、
最初から完璧なフォルダ構成を作ろうとします。
ですが、
使いながら中身は必ず変わります。
- 仕事が増える
- 趣味が増える
- 使わなくなるフォルダが出てくる
そのたびに構成を考え直すのは、
正直かなり面倒です。
そして多くの場合、
「また後で整理しよう」
→ そのまま放置
となります。
フォルダを増やすほど、
整理のハードルも上がってしまうのです。
まずは「少なさ」を正解にする
フォルダ整理で大切なのは、
細かく分けることではありません。
- すぐ見つかる
- 迷わず保存できる
この2つが満たされていれば十分です。
最初は、
- ドキュメント
- ダウンロード
- 写真
このくらいでも問題ありません。
「増やさない」ことを意識するだけで、
探すストレスは一気に減ります。
まとめ
フォルダが増えるほど整理できる、
そう思ってしまうのは自然なことです。
ですが実際には、
- フォルダが増える
- 構造が複雑になる
- 自分でも把握しきれなくなる
という流れで、
「どこに保存したか分からない」状態が生まれます。
これは、
整理が下手だからでも、
パソコンが苦手だからでもありません。
人の記憶と判断には限界がある、
それだけの話です。
大切なのは、
- 完璧に分けようとしないこと
- 迷わず保存できる場所を決めること
- あとから見つけられる状態を作ること
フォルダは、
少ないほど扱いやすくなります。
まずは
「増やさない」
「迷ったら同じ場所に入れる」
この2つだけ意識してみてください。
それだけで、
デスクトップやドキュメントは、
驚くほど探しやすくなります。


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